
| 17世紀に入って、ヨーロッパではスパニッシュイタリアン型といい、ヒモで耳にかけるタイプのものが普及し、18世紀には日本でも同様のモノが多く市井に出回るようになりました。一説には、鼻あてを考案したのは日本人ではないかと言われています。西洋人に比べて、鼻の低い東洋人の知恵です。 | ヨーロッパ、殊に英国を中心に、様々なタイプのメガネが使われるようになった時代です。例えば、パンスヌ。鼻に挟む、いわゆる鼻メガネや、長柄手持ちメガネのローネットなどがその代表です。メガネの普及率が文化、教育水準を示すなどと言い、20世紀、世界は狂乱の時代に突入していきました。 | 二度の世界大戦はメガネの発展にも大きく寄与しています。そして、メガネの基本形がほぼ現在と変わらぬかたちで確立します。終戦後、'50年代、アメリカのメガネをご覧ください。そのデザインには、長く続いた暗い時代を忘れてしまう程のパワーを感じます。あなたはどのような感想をもちましたか。 | ||
| 1724年/英国 現在、使用されている銀合金より、柔らかいために多少変形しています。 1700〜1800年代/日本? ヒモを耳にかけ、額留めで角度をつけて使います。 18世紀末期/中国 ブリッジ、テンプルを手で削った痕跡がハッキリと見て取れます。 |
1840〜1900年頃/英国 鼻に挟み込んで使用するタイプ。引き込み式のチェーンホルダー付き。 1850年代/英国 べっ甲の深い色合いにも歴史が感じられる年代物。 1800年代中期/英国 べっ甲のホルダー付ローネットダブルレンズのものは珍しい。 1800年代中期/英国 鼻眼鏡と呼ばれた純金製のフレームです。 19世紀中期/英国 フィンチと呼ぶバネで留める鼻メガネです。 1860年頃/英国 長めの柄を持つ、純銀製のローネットです。 1870〜1880年頃/不明 一見ルーペのようですが、レンズはスライドする仕組みになっています。 1800年代後期/英国 ニッケル製の鼻メガネ。ブリッジの部分がバネになっています。 1900年頃/英国 現在も使われているハーフアイと呼ばれるスタイルの老眼鏡です。 |
1900年初頭/英国 驚くほど精巧に作られた、わずか3×4cmのミニブック。 昭和初期/日本 愛嬌のある丸いフレームがレトロな雰囲気を醸し出しています。 1915〜1920年頃/英国 英国空軍が実戦に使用していたオリジナルサングラス。 1920年代/英国 80年という時間を感じさせない、確固としたデザイン。 1930年代/英国 片眼用のメガネ。映画などでご覧になったことがあるかもしれません。 1940年/英国 1940年式の医師用のメガネです。 1940年/英国 第2次大戦時イギリス軍で使用されていたものです。 1950年代/アメリカ 映画にでてきそうな50'Sを代表するアメリカのフレームです。 1950年代/アメリカ ART CRAFT社製、50'Sを代表するアメリカのフレームです。 1950年代/アメリカ トラディショナルなボストン型元祖といえるフレームです。 1950年代/英国 手持ちの老眼鏡です。とてもコンパクトに設計されています。 |